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クリスマス限定の小さな子供たちに読み聞かせるショートストーリーです。
(表紙)
これは、きょねんのクリスマスイブのよるの、こねこのおもいでです。
(1ページ目)
こねこにとって、
はじめてのクリスマスがやってきます。
きょうは、かいぬしさんがしごとでいそがしく、おうちでるすばんです。
(2ページ目)
おるすばんで、ひとりであそんでます。
「あっ。このふくろはなんだろう?」
「きになるね」 「はいってみたくなるね」
(3ページ目)
「はいってみたくなるにゃ」 「こういうとこだいすき」
(4ページ目)
「ふくろのなかはあったかいね」
「わくわくするね。たのしいね。」
(5ページ目)
すっかり、いこごちがよくなったこねこ。
いつのまにか、ふくろのなかでねむってしまいました。
ことこと。ゆらゆら。なんかうごいてる?
(6ページ目)
めがさめたら、びっくり!
「ここはどこ?」
こねこはあわてて、ふくろのなかからでました。
(7ページ目)
そとにはげんきなこどもたちがいました。
「あっねこさんだ。」「やった~。サンタさんからのプレゼントだね!」
「にゃっ。ちがいますよ~。」
(8ページ目)
「おっと。こんなところまでついてきたのか。」
「よいこたちよ。すまんな。このこはわしのかぞくじゃ。」
「よいこたちのプレゼントはほかによういしてあるよ。」
(9ページ目)
「よいこのみんな。らいねんもよいこでいるんじゃよ。」
「また、プレゼントもってくるからね。」
こねこもよいこたちにてをふってあいさつしました。
(10ページ目)
「やっぱり、おうちがいちばんだね。」
こねこはかいぬしのサンタさんと、ちょっとおそいクリスマスをたのしくすごしました。」
「メリークリスマス!」